賃貸生活を選んでいる例

税金や修繕費の負担を避けたいケース

マイホームでは土地や建物を自分の資産にできるのが魅力ですが、固定資産税が毎年発生する他、維持費・修繕費の負担も気になるところです。水回りや外装など高額の修繕費が発生する場合は、支払中の住宅ローンとは別にリフォームローンを契約することになり、月々の負担が増えることも考えられます。ローンを契約できないことで、修繕を見送った結果住み心地を損ねるケースもあるようです。一方、賃貸住宅に暮らす場合では、借主の過失によるものを除き大きな修繕は貸主(大家)負担となるので、高額な出費を避けられるメリットもあります。
最近では分譲マンショングレードの賃貸住宅も増えているため、変動的要素を伴う税金や修繕費の負担を避けるために、多少家賃が高くなったとしても賃貸生活を選ぶケースもみられます。

転勤や移住の予定があるケース

マイホームを持つ人が転勤する場合、赴任期間中に定期借家契約で第三者へ賃貸する場合を除き、住宅ローンと赴任先の住居費の二重負担が伴います。移住する場合はマイホームの売却を検討することになりますが、売却価格が安い場合にはローン負担が残ることも考えられます。
その点、賃貸住宅であれば基本的に1か月前までの予告で退去できるので急な転勤にも対応しやすいです。ライフスタイルの変化に合わせて、故郷や自分好みの地域に移住する決断も容易でしょう。賃貸住宅の退去時に原状回復費用を求められる場合がありますが一時的な費用なので、分割で支払う場合でもローン負担よりは軽いといえます。
将来の転勤や移住を見越して、マイホームを購入しないで賃貸住宅に住んでいる人もいるのです。